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頚椎椎間板ヘルニアの経過。治療は持続硬膜外ブロックを体験。

 

最初は

年末にかけて、外来の受付業務でパソコン作業に追われることが多かったのですが徐々に左手の指先が痺れるようになっていました。

 

 

ギランバレーの後遺症かな?と思い我慢し、様子見ていました。

 

徐々に首の周囲が痛くなり首を後ろにそらすのが特につらかったのですが、筋肉痛みたいなものだと思い込みストレッチとして何度も長い時間かけて首を後屈していました

 

 

これは、やってはいけないとんでもない行為だったのです。

 

ストレートネックのイラストしばらくして、内視鏡の捜査の介助中に突然、左腕が上がらなくなりました

 

これはヤバい。
ギランバレーの再発?
でも片手だけだし?

あわてて神経内科を受診。

 

先生から頚腕症でしょうと診断され、漢方薬がでました。

 

このままでは仕事にならないのでギランバレーでないなら整形に受診しないとと思い、同僚や上司におすすめの整形外科を聞いて受診しました。

 

病院へ

 

おすすめ一つの病院は先生が膝蓋骨折で入院していました…なんというタイミング…

すごく混んでて長い時間待ち、レントゲンやMRIを撮り頚椎椎間板ヘルニアと診断されました。

代わりに診察されていた先生から最初は内服で1~2か月様子見ましょうと言われたのです。

 




 

 

 

関節痛のイラスト(肩)

これは困った…

ギランバレーからようやく職場復帰して一年ほどだった状態で金銭的にも余裕はない。

家族5人養っている状態で、数か月の休みは選択できなかったのです。なんてわがままなんだと思います。

 

困り果てて違う病院へ行くと、そこでは2週間の入院で治すと先生が言い切ってくれました。

 

 

 

本当ですか?と、もう一度確認しても自信をもって答えてくれます。

なので、悩む余地はなくお願いするしかありませんでした。

 

ここで行われた治療は

 

硬膜外ブロック

 

脊髄を包んでいる膜を硬膜といいます。

硬膜外とは硬膜の外にある空間を硬膜外腔といい、ここを注射により局所麻酔を注入すると脊髄神経の働きを遮断し痛みの感覚の伝達を遮断します。このことをブロックといいます。

 

肩から手に向かう神経は頚椎の中で枝分かれしているので、首の付け根の後側から針を刺すことになります。

 

効果

痛みをブロックすることがなんで治療になるのか?
痛みを我慢していると痛みの記憶が残ると言われてます。脳が痛みの状態を覚えてしまうんです。

 

ブロックは痛みを遮断し強い鎮痛効果を期待するというだけではなく、痛みの緩和によって血管や筋肉の緊張を和らげる効果があります。

 

この結果、血行をよくすることにより回復を早めるという治療になります。

注意することは、痛みの根本的な原因を取り除くものではないということです。

 

 




 

 

入院の経過

 

さあ、治療開始です。

 

初めての経験。

ギランバレー症候群の辺りから、いろんな検査や治療を自分の身をもって経験することになっちゃってます(泣)

 

午前に入院すると、昼から看護師さんに呼ばれ透視室へ。

筋肉注射、点滴をし台の上にうつぶせになります。

 

痛み止めのイラストドキドキする…

 

先生が針を刺した。

 

ううう、痛いよぉ。

 

 

このあと、テープで背中から胸にかけて管をテープで固定。

無事、留置できました。

 

 

このあと頚椎カラーを使用し日中を過ごし(これは今も家でよく使用してます。)

治療の流れは朝に点滴。そして昼に物理療法、針治療、トリガー。温めたり、針から電気を流したり。

合間に自分でベットにつけた機械で首の牽引と筋肉トレーニング。

 

 

辛かったのはチューブが入ってるので1週間はお風呂の入れない日々。

また皮膚が弱いのでテープでかぶれて痒い…

そして安静に過ごすのですごく退屈…

 

 

 

1週間ほどでチューブは抜いて、腕が動くようになり1週間のブロックとあわせて2週間で退院。

 

退院後、少し自宅で安静にしてひと月ほどで職場復帰できたのです。

 

しかし、この病気のつきあいはコレで終わりにはなりません。

この翌年に再び苦しめられることになったのです…とほほ

 

 

頚椎椎間板ヘルニア再び…

 

 




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コメント

コメント一覧 (3件)

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