3日目 初めての対応
これは3記事目になります。初日の記事はこちら
娘が陽性となって2日間、半放置の状態。
不安なまま今日も電話を待つ。
この数年、お出かけを控えてお祭りなどは中止になり修学旅行なども普通に行けない。給食食べるのも気楽に食べれず。
人と距離を空けて、表情の見えないマスクの顔に囲まれ成長する子供達。
この子たちが大人になるとき、今の環境がどのような影響を与えてしまっているのか恐ろしくなる…
沢山の人とつながり接して生きていかないといけない中で、ウイルスは人と離れないといけない悪意の固まりのような生物。
現段階では令和の大半はコロナウィルスと共に生きる社会になってしまった。
午前中、保健師さんから電話がかかってきた。
症状、体温、行動歴の確認。
娘に声をかけて電話を渡す。
しばらく娘と話しをすると濃厚接触者の確認しますので後でまた電話しますと。
…また、これで明日まで待つとかなるのかな。
ないとは思うが不安をよぎる。
濃厚接触者、待機期間の半分に差し掛かる状態で娘と私以外あと4人は検査をしていない状態。
指示を待たずに自主的に検査に行ってればよかったのだろうか…
簡易の検査キットもいくつかは保管しているけど不正確だと逆に混乱を招きかねない…
電話では陽性者用に食料品の支給があると教えてくれたので、配達をお願いした。
濃厚接触者で陰性がわからないため、安易に買い物にいくのも躊躇してしまう。
しかし、6人家族で3日目になると食品が冷蔵庫にはあまりない。
出かけるにも近所の目や子供の同級生の親に出会ってしまわないかも心配の一つ。
小学四年生の次男が咳をしているのも気になっていた。
そして、昼頃に再び保健所から電話。
家族5人が濃厚接触者になるので検査をします。
…同居しているから当然だよね。
検査は明日の午前…
え?
今日の午後の15時に来れるなら…
今日の午後にお願いします。
慌てて即答した。
明日は土曜日になるし、これ以上先延ばしは勘弁してほしい。
そして、向かい合わずに別々で簡単に食事をとり陽性の娘を1人家に置いて5人で案内された保健所の検査場に向った。
わかりやすく看板に大きく文字が書かれていた。
周りからみたら検査に来たのが一目瞭然だなぁ…
なんて、思いながら車で進入した。
警備員の誘導に従って車庫のようなスペース前へ。
先に一組が検査を実施していた。
車の後部座席で怖がっている息子。
注射とかになると大暴れして大変。
大人しくできたら、今度からあげくんを買ってあげるからと言い聞かせた。
前の組が終わったあと、薄暗いスペースへ誘導される。
ガウン、マスク、フェイスシールドなどで防護した男性と女性が数人。
名前等を確認。合計5人の検査。
まずは運転席の私。
窓を開けてグリグリとお馴染みのアレをされる。
痛い…
何回しても痛い…
そして、助手席の妻。
後部座席の子供達へと…
1歳の娘は一瞬大泣きしたが直ぐに落ち着いた。
高校生の長男も我慢できた。
やはり、手間だったのは小学生の次男だった。
スタッフは慣れているのだろう。
逃げる次男相手にも優しく対応をしてくれた。
検査結果は明日。
楽しくない家族でのお出かけは、当然何処かへ寄り道できるわけもなく、大人しく長女の寝ている家へ帰った…
4日目へ続く
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