90歳以上の人口が14万人増えて初めて200万人を超えた。人口の1.6%にあたる数になる。80歳以上は1074万人で人口の8.5%
100歳以上の高齢者は2132人増えて6万7824人。そのうち女性が88%を占める。
47年連続で最多を更新し続けている。10年前からで約2倍になる。
国内で一番の高齢者は鹿児島県の117歳の女性。
人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の多い県は順番に島根、鳥取、高知になります。
100歳以上の9割近くが女性…男性はやはり女性よりは寿命が短いのはかわらないんですね。
だけど、一昔前は80超えてたら凄いと感じていたのが今は90歳超えるようになってきて80歳が普通に感じてしまう錯覚をおこしてしまいます。
ちなみに65歳以上の割合は27.7%になります。
労働力調査によると65歳以上で就業している人の数は2016年で770万人になっている。
今は、定年後も働いている方が多くなりました。その結果…
政府は年金支給の選択肢の上限を75歳に引き上げることを検討している。
現在の制度は希望者は70歳を上限に支給開始を遅らせ、その分毎月の金額が増える仕組みです。
強制ではなく選択できるということなので悪いことではないのでしょうね。
公的年金制度では収入が一定を超えた場合に年金の受給額が減らされるため、仕事を辞める人がいるので今回考慮されているそうです。
健康寿命が延びている今、老後の選択肢が増えるのは大切なことですよね。
そんな中、通販サイトの楽天市場で調査が行われました。
孫を持つ60歳以上の男女600人からインターネットで調査。
自分が高齢者だと思うか?
の質問に約65%がそうとは思わない、どちらかと言えばそう思わないと回答したそうです。
42%近くが敬老の日に祝われる対象だと思わないと回答がありました。
高齢化社会とひとくくりにしていますが、60歳と90歳では30歳も離れていますよね。
60歳以上を対象にとありますが、今は60代は高齢者と感じにくくなっているのかもしれません。
また、インターネットで回答を集めているので比較的若い方の回答が多かったのかもしれませんね。
年金受給開始の65歳からを高齢者とすることが多いようですが日本老年学会、日本老年医学会では
65~74歳 准高齢者 75歳~89歳 高齢者 90歳以上 超高齢者
という区分を提言していす。
75歳から高齢者というのは、上の記事の年金受給の見直しに当てはまってくる年齢になりますね。
平均寿命・健康年齢も伸びてきている今、高齢者とひとくくりには出来ない時代になっているのではないでしょうか?
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