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手足口病。水ぼうそうと似た症状で手や足や口に発疹や水泡がでる。幼児に多い感染症。

5類感染症の患者報告で国立感染研究所は5月22日から5月28日までの7週連続増加していると報告があった。
5月29日から6月4日までの患者報告では西日本を中心に流行拡大しているとのことで注意が必要。

7月にむけてこれから本格的に流行する季節がきます。しっかり予防しましょう。

 

手足口病

 

プール熱ヘルパンギーナと同じく夏に流行するレ点、チェックマーク 素材アイコン画像3大夏かぜの一つ
5歳未満が80~90%、大人も感染する。

 

 




 

症状

 

手足口病のイラスト

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像病名のとおり手足口に症状がでる


口の中、手のひら、足の甲や裏などに発疹や水泡が出現。お尻など全身に広がることがある。

1週間程度でなくなる。

口の粘膜の水泡により口内炎ができ、食事や飲み物を摂らなくなることもあるので脱水に注意が必要です。
飲食物は刺激物をさけましょう。

 

爪が剥がれることもあるが、すぐに新しい爪がはえてくるので過度に不安にならないように。

 

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像水ぼうそうと見分けが難しい場合がある。

水ぼうそうと違って水泡がカサブタや化膿しないことが特徴。
また水ぼうそうは高熱が出るが手足口病ではあまり高熱はでないので判断の一つになります。

手足口病は37℃から38℃くらいまでが1~3日程度続くか、発熱がないこともある。

 

まれに脳炎をおこすこともあるので注意しましょう。

 

 




 

原因のウイルス

 

細菌・ばい菌のイラスト「悪い顔のキャラクター」

潜伏期間は3~6日程度。

原因はエンテロウイルスかコクサッキーウイルス。

そして、このウイルスは複数の種類があるため原因となるウイルスによって症状が違う。

 

感染力が強く飛沫感染接触感染糞口感染で移ってしまう。

 

咳やくしゃみ、唾液やドアノブ、おもちゃ、オムツなど介しての感染に注意が必要です。

 

 

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像手洗いうがいをしっかりしましょう。感染症対策の基本ですね。

このあたりはプール熱のときと同じです。

 

症状が無くなっても呼吸器からは1~2週間、便から2~4週間ウイルスは残っているので感染に注意。

 

治療薬はないので症状に対する対症的な処方や看護になります。

 

 

1~3類に指定されてないので、周りに迷惑かけないよう解熱して1日以上、水泡・発疹の消失してからが登園・登校の目安になります。
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