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看護師はストーカー被害に注意。患者さんが付きまとうようになる理由は?

目次

看護師ストーカー

 

聞いたことがあるでしょうか?

看護師が悩まされる患者からの行為は暴言、暴力だけではありません。

 

ストーカー

 

特定の相手に対して執拗に追いかけ回す人のこと。

好意や怨恨を抱いてつきまといなどの行為を行う。

 

ストーカーの加害者と被害者の傾向

ストーカーのイラスト

ストーカーは元恋人や元夫婦が多い

 

被害者:9割近くが女性。被害者の年齢は20代~30代で6割以上になる。

加害者:8~9割が男性。加害者の年齢は30~40代で5割近くになります。

 

おじさんが、若い女性に恋心を抱くということなんでしょうか。

 

アイドルが被害にあったり、飲食店やスーパーの店員、コンビニの店員でも被害報告があります。

誹謗中傷をネットに書き込まれたり、待ち伏せされたり、電話やメールが沢山きたり…時には傷つけられたり、殺されたりという最悪の結果にまで至ります。

 

 




 

 

看護師ストーカー

 

2010年に行われた調査では、レ点、チェックマーク 素材アイコン画像11%の看護師にストーカー被害の経験があるそうです。

また、職業別にみたときに被害者はレ点、チェックマーク 素材アイコン画像看護師が全体の5%で最も多いのです。

 

なぜ患者がストーカーに変わるのか。

 

病気になって入院していると、心身ともに弱ってしまいます。

身体は痛かったり、気分悪かったりで辛く、心は不安で弱くなってしまいます。

 

そんな時に優しくされ励まされ、嬉しくないはずがありません。

 

ケアするという事は、日常の生活の援助を行います。

食事時の介助をしたり、身体を拭いたり洗ったり、着替えを手伝ったり、トイレのお世話をしたり…

また、症状が強いときは親身になり対応してくれます。時には話を聞いて励ましてくれます。

 

こういった白衣の天使と呼ばれる看護行為。

患者と看護師の身体の距離が近くなり、時には身体が触れ合う事がレ点、チェックマーク 素材アイコン画像自分だけ特別にされていると勘違いしてしまうのです。

そのため、患者からセクハラを受ける看護師は少なくないはずです。

 

好意を抱いて身体を接しているのではなくケアをするために無意識にしていることが、人から優しくされたことのない人やモテない男性などがストーカーへと変わってしまうのです。

 

 

看護師ストーカーの情報収集の手段

 

さりげない会話の中でプライベートな情報を、深く考えずに話してしまっていることもあります。

自分の住んでいるところの情報などは特に気をつけましょう。
聞かれても安易には答えない事。

 

そして、本人のいないところで、同僚からの会話から情報を得ていることもあります。
スタッフ同士の雑談から知ることもあります。

 

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像会話の内容には十分な注意をしてください

 

ネットストーカーのイラスト(男性)

そしてSNSの普及により、インターネットから情報を集める人もいます。

名札などから知ったレ点、チェックマーク 素材アイコン画像実名を検索しフェイスブックやブログなどの写真や勤務先情報などからあなたに辿り着きます

Twitterや質問サイトを利用しお世話になったからお礼をしたいと書いて、第三者から情報を集めようとすることもあります。

あなたの行動をSNS経由で観察されていることがあるのです。

どこに行って、何を食べて、何時にどこに居たのか…

 

インターネット経由で連絡をとろうとしてくる患者さんがいます。
患者さんだから対応に悩むかもしれませんが、友達申請を許可すると好意があると勘違いする原因になってしまいます。

 

SNSのトラブルについては以前、記事にも書いたことがあります。

 




 

 

患者さんは若い方は病気になりにくいことから、高齢者が多いのはどこの病院でも同じだと思います。

だけど、実はレ点、チェックマーク 素材アイコン画像高齢者のストーカーが増えているのです。

その数は10年間で4倍以上になっています。

 

 

どんな看護師が被害にあうのか?

 

一言で言うと、白衣の天使が被害者になりやすいのです。

 

優しい人。

仕事熱心な真面目な人。

献身的で面倒見の良い人。

誰にでも笑顔を見せる人。

 

そして、嫌とはっきり言えず優柔不断な態度をとってしまう人

 

しかし、ストーカーが好意を抱いている人だけとは限りません。

妬まれたり、恨まれたりすることから始まる、嫌がらせをするストーカーもあります。

犯人が元同僚ということもあります。

 

患者の立場を利用し、病院や警察も対応が難しいとされることがあります。

 

ストーカー被害にあわないために

 

インターネット上では

 

SNSでは実名を使わない。友人限定の公開にする。

投稿時には位置情報に注意する。

写真に写った風景から特定されることもあるので画像には注意する。

記事をあげる時間帯に注意をする。

 

 

病院では

 

はっきりと断り、曖昧な態度はしない

聞かれても連絡先を教えない

言葉に困ったら、レ点、チェックマーク 素材アイコン画像患者さんや元患者さんとの、プライベートでの交流は病院で禁止されているのですいませんと伝える。

 

僕自身、何度か被害にあっています。

20代のときに40代女性の患者さんから、何度も病院に電話がかかってきたり手紙をもらったりとありました。

80代女性の患者さんからも病院に頻回に電話がかかってきたり、外来に受診に来た時に病棟にあがってきて抱きつかれたりということがありました。

 

曖昧な態度は逆に、相手に失礼になります。時にはハッキリとした態度をみせることは大切なのです。

 

 

まとめ

看護婦・ナースのイラスト(全身・帽子なし)

看護師はストーカーを受けやすい環境にある。

曖昧な態度が、被害を大きくする。

プライベートでのSNSでも普段から注意する。

高齢者のストーカーも増えているので、お年寄りだからと安心しない。

 

 




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