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〃看護学生④〃



明日も頑張るぞ!










そういえば看護計画は?



あれ?



身体中の血の気がひく。




眠気なんて吹っ飛んだ。
慌てて布団から飛び出して机に向う。





ヤバいっ!


ヤバすぎるぅ!



看護診断、関連図、アセスメント、各種プラン、前回の評価、目標。




実習では記録類がとんでもなく大変なんだ。




「科学的根拠に基づいて…」



先生のお決まりのセリフが頭の中にいっぱいになる。


教科書、プリント、インターネットをあさる。
整理してないから、それだけで時間がかかっちゃう。





記録類は実習先の看護師さんに提出。
看護計画は師長さんや学校の先生に囲まれ手厳しく評価される。



ここがおかしい、だの。
何を考えてるの?だの。
集中攻撃。





…ああ、胃が痛い。





この先には実習での事を看護研究として発表するというイベントまであるんだ。




就職してからも記録だの計画だの研究だのは続くんだけど…


記録、記録…
考えるのが苦手な人はかなり苦しめられる。






結局、全て完成するころには朝が来てた…


形にするので精一杯だったケド、間に合ってホントによかった…




「ふぁあぁ…」



眠たいよぉ。




「今日は、ERCPを勉強したいです。」



朝、看護師さんに今日1日何をしたいのか報告する。
検査、手術、ケア。
なるべく前日にチェックし予習。



次は環境整備。


簡単にいえばお掃除をする。

ベッドの周りや床頭台を拭いてまわる。
髪の毛や食事のこぼれたもの、薬が落ちてたりする事もある。


シーツ交換。
敷きシーツ、包布、枕カバーを交換。

学校で一番最初習う実技。



患者さんにとってベッドが生活の場。
大切な事。


また、歩行が不安定な患者さんには周りから危険なモノを遠ざける。



そして、実習が始まる。
グループで病棟をまわるケド、実習中は各自のケアに分かれる。



実習中はずっと立ちっぱなしで、足が棒になってしまう。



やることない時でもずっとナースステーションにいれない。
病棟をウロウロ徘徊したりトイレに行く回数が増えたりする。
場合によっては看護師さんの後を追いかけてみたり。




やる事がない時は大変なんだ。
学生はできる事は限られててるから余計に悩む。



記録は毎日必要だし…





時間はなかなか過ぎてくれないし…



予定を見て珍しい検査などが多いと心の中でガッツポーズをとっちゃう。

勉強になるし、時間が経つのも早いし記録も書ける。


悩むのが何もないとき。


患者さんと仲良くなれて話しできるならそれだけでも時間が過ぎていく。





お風呂入れない患者さんに声かけて、頭や足を洗ったりさせてもらう。

これも大切な看護行為。


すごく喜んでもらえるからこっちも嬉しい。


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