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ボツリヌス菌とハチミツで初めての死亡例。乳児ボツリヌス症とは。離乳食には注意を。

数日前、流れたニュース。何度もニュースに流れたので耳にした人も多いでしょう。

なんでハチミツを与えたのだろう?

常識じゃないか。

こういった意見が多く聞かれました。いったいどんな内容だったのでしょうか?

 




 

 

目次

男児は今年1月から、ジュースに市販のはちみつを混ぜたものを1日平均2回ほど家族から与えられていた。2月16日にせきなどの症状が出て、同20日に病院に搬送されたが、痙攣や呼吸不全の神経症状がでて3月30日に死亡したそして便や自宅に保管されていたはちみつからボツリヌス菌検出された。乳児ボツリヌス症と診断された。1986年以降、国内で発症が確認されたのは36例目で、死亡したのは初めてだった

 

…驚きました。死亡事故は初めてでも、発症は36もあるんですね。ミツバチのイラスト(虫)

 

母子手帳やハチミツの瓶に乳児には与えないよう注意書きがあります

そして、離乳食と検索するとハチミツは食べさせないことと絶対に出てきます。

そして、行政や病院などからも注意も呼びかけられています。

 

それでも、事故はおきてしまう。0にはならない。

ニュースもしばらくすると風化されて忘れられていく。

 

 




 

 

いったいどんな疾患なのか?

乳児ボツリヌス症

1歳未満の乳児にみられるボツリヌス症。

乳児では、ボツリヌス菌の芽胞を摂取すると腸管内で菌が増殖し、 産生された毒素が吸収されてボツリヌス菌による症状を起こすことがある。

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像乳幼児は腸が発達してないから、腸内で増殖するおそれがあるのです

 

症状

便秘状態が数日間続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、 哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等、筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴。

 

 

感染経路

蜂蜜以外、原因食品が確認された事例はほとんどないですが、東京都で発生した事例で自家製野菜スープが感染源と推定されたものがあった。

お腹の中の赤ちゃんのイラスト

 

レ点、チェックマーク 素材アイコン画像ボツリヌス菌は自然界に常在し、はちみつに含まれていることがある。

 

対策

 

加熱してもなかなか死滅しないので注意しましょう。

120℃4分間か100℃で6時間以上の加熱をしなければ完全に死滅しません。

 

 

 

 

 

 

 

ハチミツ以外で離乳食で気をつけるものもありますよね。いったい乳幼児には何が毒になるのか

 

注意する離乳食

 

 牛乳、卵、生もの、肉類加工品

そば、いか、たこ、えび、かに、ピーナッツ(落花生)など強いアレルギーを起こす危険のある食材

 

神経質すぎても駄目でしょうが、乳幼児は本当に全力で気を使い守ってあげるべきです。

わからないまま行うのではなく、調べて勉強して開始するようにしたいですよね。

 

大切な大切な小さな命。未熟で自分で身を守ることができない。
だからこそ取り返しのつかないことのないようにみんなで守ってあげたいですね…

 

 




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