自衛隊看護師
迷彩服を着た看護師の存在を知っていますか?
実は女性の自衛官の初の隊員は看護に係る人だったそうです。
自衛隊の活動を医療面で支援する役割で防衛省の職員になります。
自衛隊看護師になる方法
防衛医科大学看護学科に入学する。
18歳以上24歳未満の条件があります。
人気があり、毎年もの凄く倍率が高い。
狭き門になっている防衛医科大看護学科。
何故なんでしょう?
大きなメリットがあるからなのです。
入学時に防衛省の職員として採用になり、毎月給与が支給され賞与も年二回あります。
入学金や授業料は無料になります。全寮制で制服も食事も無料になります。
ただし6年未満で自衛隊を退職すると、償還金を返金する規則になっているにで注意してください。
1年生では陸上自衛官2等陸士、2年生になると1等陸士、3年生になると陸士長と進級で階級が上がっていきます。
国家資格の合格率が100%に近いそうです。平成14年~平成27年で100%の結果がでています。
※自衛官コースと技官コースでは違ってきますので注意ください。
4年間、看護師養成課程にて学びます。
自衛官であるため自衛隊員と同じ訓練も受けることになります。
規則は厳しく朝は早い起床。地図の見方や穴の掘り方、野外病院の開設し治療訓練など部隊実習や基本教訓などを受けます。
この辺が厳しいので、頑張る必要があります。
卒業後は全国の自衛隊病院へ配属となり、新人看護職員研修を受けることになります。
2等軍曹になり勤務を何年かすると幹部試験の受験の資格も得ることができます。
幹部自衛官として自衛隊の教育は継続されます。
30キロの荷物を背負い20キロ歩く徒歩行進。
雨でも行われる訓練で、泥だらけになりながらいろんな場面での対応力を身に着けます。
射撃訓練もあります。
早朝から訓練があり、テントを張って野外で寝る。
これらの厳しい訓練は、災害地での活動や海外への派遣などがあるために必要なものになっています。
一般看護師が自衛隊の看護師求人に応募する。
各自衛隊で年齢制限など募集条件が違いますので確認しましょう。
予備自衛官補として採用され、教育訓練後に予備自衛官になれます。
自衛隊に入隊してから看護資格を取得する。
准看護学生になり試験を受けます。
自衛隊病院
自衛隊病院で看護するのは、自衛隊員の手当や主に防衛省の職員や家族になります。
現在では地域の医療機関と連携をとりながら一般患者の診察も行なっているそうです。
しかし高度な医療や救急の対応などは行なっていそうです。
ちなみに自衛官には看護だけではなく、医師や歯科医師、薬剤師などの自衛官もいます。
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