書きたい記事は沢山ありますが、この記事が100記事目となるので一区切りとして改めて看護師になる方法ついて書きたいと思い書きます。
看護についてて考え方はこちら
看護師になりたい!
人に喜ばれる仕事がしたい。
…だけど、若くないし…子供がいるし無理かな…
…男だし…今から学校行っても難しいよね…
高校行ってないから無理かな…
年齢や性別であきらめることはありません。
看護をしたいと強い気持ちがある人は看護師になるべきです。
僕が行った准看学校では年齢が高い人も結構いました。男の人も多くいました。
今やっている仕事を辞めて看護職を目指す人や、介護や看護助手から看護師を目指す人など様々でした。
私の母親も、私が高校生の時に学校に行き資格を取りました。
私自身も工業高校卒業後に就職せず何年かブラブラしそのあと働きながら准看学校に2年間行き卒業後、看護専門学校に2年間行き看護師の資格を取りました。
希望するなら、遅いなんてことはないはずです。
病院によっては働きながら、援助してもらい学校へいくことができることもあります。
資格を取った後にその病院で数年間働くという必要はあったりしますが経済的なことを考えると本当にありがたいものです。
男性だって大丈夫。男性看護師も年々増えてます。
私が就職したころは、まだ珍しいころで多くはありませんでした。
看護学校でも男一人だけであとは女性ばかりでした。
だけど今は見かけることも多くなりましたよね。
男性看護師はどれくらいいる?過去の記事で
看護師になるには
資格には准看護師と看護師の2つがある。
ただ看護をしたいのであれば准看護師になることが一番最短の道になります。
中学から高等学校の衛生看護科に進学し3年間学び資格をとる。
社会人であれば准看学校に2年間行き資格をとる。
この場合、病院で看護助手の仕事などしながら定時に学校に行き授業を受けたり、実習に行く方法があります。
僕も夜勤明けで学校行ったり、学校行って夜勤したりなどもありました。
中学を卒業していれば受験資格があります。
高校に行けてなくても、中退してても准看護師を目指せます。
そして、試験を受け都道府県知事の発行された免許をもらい准看護師となります。
准看護師と看護師は何が違うのか?
業務内容は同じです。現場では看護師も准看護師も同じ業務を行っています。
じゃあ、早く働ける准看護師が良いよね。
そうもいきません。
看護師は国家資格ですが准看護師は都道府県知事から免許をもらい法律上は医師や看護師の指示のもとに業務を行うことになっています。
以前より看護協会から准看護師廃止の提案もあがっており年々、准看護師の数は減っています。
給与面でも看護師より安くなってしまいます し、看護配置基準において准看護師は含まれないため病院によっては採用してないこともあります。
看護師への道のり
高校卒業し看護専門学校に3年間行く、または看護系大学に4年間行くか看護系短大に3年間通う。
働きながら学校にいく場合は昼間定時制と夜間定時制の看護学校があります。
ちなみに最短は
中学卒業し衛生看護科へ進学し准看護師の資格を取った後2年間の看護専門学校に行き合格すると20歳で看護師となる最短の方法になります。
中学卒業後、進学時に高等学校3年と専攻科2年の看護師5年一貫教育の学校もあります。
准看護師になったけど高校は卒業してない場合は、准看護師として実務経験を3年以上経て看護養成所へ行き看護師の国家資格を受けられます。
看護学校にて学び実習を経て、看護師国家試験を受け合格し、厚生労働大臣から看護師免許をもらう。
そこで、ようやく看護師になれます。
それまでに脱落してしまう人もいます。一番つらいのは実習かもしれません。
間違えてほしくないのは資格に合格した時にスタートラインに立てるのです。
決してゴールではなくそこから看護職として学んでいかないといけないことが数多くあります。
ただ、資格を取れば就職先は困らないと思います。
求人は多く働き場は病院以外にもあります。これは以前書いた記事にあります。
求人サイトも多くあり、転職先に困らないことも看護師が離職率が高い要因の一つになっています。
看護師の数も年々増えておりそれでも足りていません。
准看護師の方が看護師になる違う方法
准看護師として7年以上の臨床経験がある人に対し看護専修学校で2年間の通信教育で国家資格が受けれるようになりました。
ただし、国家資格に合格しないといけないので決して簡単なものではないです。
それでも選択肢としてそういう方法もあるということは大きなことだと思います。現在も准看護師として働いてる方が看護師になるための道が開けているのですから。
社会人が看護師になるとき一番多いのは定時制の看護学校に働きながら通うということになるのではないでしょうか。
昔と違ってナースキャップは廃止され、ワンピースの白衣もほとんどなくなりました。
その姿に憧れナースになりたいという願いであるならかなうのは難しいかもしれません。
そうでなく、看護師になりたいと願うなら30代、40代から資格を取るひとは実際にいます。
私の働いている病院で介護士から働きながら学校に行き看護師になっている人も少なくありません。
だから、看護師になろうと思うなら、年齢や性別に負い目を感じあきらめる必要はないと私は思います。
人と関わる仕事である以上、社会人として経験したことは必ず看護として役に立つはずです。
そして、看護師とならなくても看護の知識は自分の周りの人を救う力になるはずです。
あなたの看護を待っている人は必ずいます。
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