車社会の今、交通事故は避けれないようになってます。
事故の大小に限らず交通事故がまったく経験ない人なんて稀なんじゃないでしょうか。
働いている病院の整形外科にも定期的に交通事故受傷された方の受診があります。(職員も含めて)
最近、病院に車が突っ込むニュースも何回かありました。
高齢化のため高齢者の事故が再三、ニュースでとりあげられ高齢者の免許の自主返納も最近よく話題にあがるようになりました。
また自転車の事故も増えていて、子供に自転車の保険も必須の時代だと私は思います。
…ちなみに知ってますか?
車の任意保険の現状
任意保険の対人賠償保険が約75%、対物賠償保険が約75%、搭乗者傷害保険が約42%、車両保険が約43%の加入率だそうです。
およそ3台に1台は任意保険に未加入なのです…つまり交通事故を起こした相手に保証してもらえるとは限らないんですよね。
リスクが高いモノなのに保険の加入率が低い…そう思うと怖いですね。
実際に事故に遭ったとき
三つの義務
危険防止の措置
負傷者への救護活動
警察への届け出
届け出をしないと罪に問われる可能性もあるのです。
事故の起きた直後は平常心になれない。
ドキドキして冷静な判断ができない。
パニックになって、もし逃げてしまうと取り返しのつかないことになります。
事故の目撃者はいるだろうし、どこかの防犯カメラや誰かのドライブレコーダーにはあなたが映ってることでしょう。
現場に落ちた破片なども証拠に残ります。
相手への対応で気を付ける事
最近、事故の相手が大丈夫だと答えたので立ち去った時に後から罪に問われるニュースもおきています。
車で歩行者や自転車と接触、自転車で自転車や歩行者と接触。
そのあと症状がでて、病院へ受診したり亡くなったりすることもあります。
これは上記の負傷者への救護活動を怠った罪になってしまいます。安易に対応すると後から取り返しのつかないことになってしまうのです。
大事になりたくない、免許の罰則をうけたくない、保険を使いたくないなど考え安易にその場で当事者だけで示談にしてまうと…
その場で被害者がニコニコしていても、後日にとんでもない請求がくるかもしれません。
高価なものが壊れてた
身体に大きな怪我があった
後から周りの話しを聞いて、手のひらをクルリと返してくるのが人間です。
このとき事故証明書が発行されないことになってしまいます。
たとえ自分が被害者だったとしても、そこで承諾すると事故直後は気持ちが興奮して身体の怪我に気づかなかったり、後で車の傷が思ったよりひどかったことに気づいたりして連絡しても加害者に事故なんて知らないと言われたりすると、どうしようもできません。
もしかして相手が飲酒や薬物、携帯操作などしていて明らかな落ち度があるなどやましい場合は警察を呼ぼうとしないはずです。
警察への連絡を拒否する場合は呼ばれたくない悪質な理由があると考えた方がよいかもしれません。
当事者同士の解決は、多くの場合後日大きなトラブルになることが多いのです。
わたしも何度か事故にあいました。中には飲酒運転の車に突っ込まれたこともあります。
交通事故の後の対応するだけでも大変なエネルギーを要しますよね。だから、最初の対応を間違えてしまうかもしれません。
パニックにならず、最初の対応が大切です。
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