10月 10日

翌日だった。

職場の経理の人から支払いの請求。

 

 

支払い???

話ししてわかったこと。

社会保険
年金
住民税

 

 

病気で働けなくても請求はくる。

家族五人分。
月七万円と少し。
七月からの分が払えてないと言われた。

 

ヶ月で30万円くらいになる。

 

当然のことといえば当然のこと。

 

 

だけど知らなかった…
本当にキツイ。

 

 

欠勤しているから給料もなく、ボーナスも無くなるはず。

傷病手当金が入っても社会保険のお金があるなら生活はとてもじゃないけどできない。

 

 

休めば休むほどに生活が破綻する。

しかし、身体は応えてくれない。

落ち込んでしまう…

慢性的な病気はこんなに大変なんだ…

 

 

 

仕事できる身体…

何が一番いいのか。

 

 

考えた末に、家でも立った状態の作業する時間を増やしていくことにする。

これが想像してたよりキツイ。

 

 

ふぅ…ふぅ…

身体がしんどくてたまらなくなる。

それでも仕事では椅子に座っている時間なんてほとんどなく、立ち仕事が基本な以上は頑張るしかない。

 

 

手が痛くなる。
手も足もジンジンする。
痺れて動かしにくくなる。

神経からの悲鳴。

 

 

ゴメンな。
頑張れ。

マッサージをしながら身体にお願いする。

 

今月かけて、もう一度リハビリを…

しっかり負荷をかけていくしない…

 

 

…と、いっても今月も10日が過ぎてる。

 

 

時間はどんどん減っていく。

働きたくないわけでもなく
怠けてるわけでもないのに

 

 

病気にはもちろん、こちらの焦りも都合も生活も関係なんてなくて

なかなか元の生活へと返してくれない。

 

 

身体は動かず
時間はどんどん動いていく。

別の世界のように…

完治まで六ヶ月から一年かかる病気。

ただ、付き合っていくしかない。

 

 

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