看護ニュース　過去に副反応が出た人は今後の接種慎重に

過去に副反応が出た人は今後の接種慎重に

新型コロナウイルスワクチンに関する日本医師会の見解。

• 日本医師会の釜萢（かまやち）常任理事は、8月2日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンについて「効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」として有効性を強調しました。また、「ワクチン接種は感染拡大防止に不可欠であり、国民の皆さまには積極的に接種していただきたい」と述べました。
• 一方で、釜萢理事は、ワクチン接種後に副反応が出た人に対しては、今後の接種を慎重に検討するよう呼びかけました。特に、アナフィラキシーという重篤なアレルギー反応を起こした人や、心臓疾患や血液疾患などの基礎疾患がある人は、医師と相談してリスクとメリットを判断する必要があると指摘しました。
• 釜萢理事は、「ワクチン接種後の副反応は、個人差が大きく、予測が難しい」と説明しました。また、「副反応が出た場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要である」と強調しました。