看護ニュース　いのちや医療福祉の仕事を理解するきっかけ

いのちや医療福祉の仕事を理解するきっかけ

大田原市で看護師や薬剤師などの体験学習が行われたことは、医療福祉に興味や関心を持つ小中学生にとって貴重な機会だったと思います。この体験学習は、国際医療福祉大学の大田原キャンパスで開催された「キッズスクール」というイベントの一環でした。このイベントは、4年ぶり11回目の開催で、抽選で選ばれた小中学生115人が参加しました。

小中学生たちは、8チームに分かれて9つの体験コースを回りました。看護師や放射線技師などの体験ブースでは、赤ちゃんの成長や心臓の鼓動を確認したり、妊婦の重さを体感したりしました。薬剤師の体験ブースでは、お菓子を薬に見立てて処方せんに従って薬を渡すなどしました¹²。その他にも、目の病気や歯科治療などに関する体験もありました。

このように、小中学生たちは医療福祉の仕事や病気になった時の様子を疑似体験することで、いのちや健康の大切さや医療従事者の役割などを学びました。また、大学に通う医療従事者の卵たちから指導を受けることで、将来の夢や目標についても考える機会になったと思います。

私は、このようなイベントが医療福祉分野への人材育成や社会貢献につながると期待しています。また、参加した小中学生たちが楽しく有意義な時間を過ごせたことを喜んでいます。