目次
がん免疫療法を巡り、厚生労働省は国の承認を受けてない治療をどれくらい行っているか調査すると発表した。
免疫療法は手術、化学療法、放射線療法に次ぐ4番目の治療方法としていますが、有効性が確認されていないものも多いのです。
しかし、がん診療連携拠点病院でも実施されていると指摘。調査にのりだした。
現在、約430の施設があります。
NHKの取材で一昨年、少なくとも12の病院で免疫療法を実施していたことがわかったそうです。
拠点病院は治療の診療報酬が加算されたり、国や都道府県から補助金を受けとっています。
そこで、国が効果を認めていない治療を行うことが適切かどうかの問題になるようです。
耳にすることが多くなった免疫療法。
患者自身の免疫の働きを高めることでがん細胞を減らす治療。
患者の血液や細胞からワクチンを作り投与する方法などがあります。
はっきりと効果があり、患者が元気になるなら歓迎なのですが…実際のところ効果はどうなのでしょうね。
自由診療のため費用も高額になります。
患者のために、どちらが良いのでしょうね…
国立がん研究センターの研究グループが特定のタイプの乳がんに対し手術せずに薬や放射線だけで治せるかの臨床試験を始めた。
HSD17B4と呼ばれる遺伝子が細胞のなかで働いていない場合の乳がんに限られるということですが、切除しない選択肢が増えるのは女性としては有り難いですよね。
乳がんの5%ほどがこのタイプになるそうで、年間で4500人ほどになるそうです。
しかし、切除しないことにより進行したり転移し後悔する結果にだけはならないように願いたい。
欧州医薬品庁が2009年~2013年に認可したがん治療薬で効果が立証されてなものが68種のうち39種あったと公衆衛生の研究チームの論文が発表された。
高価格であり、有毒性もあるがんの治療薬。
効果がないのに投与され、負担だけがかかっていくなんてことが本当なら問題ですよね。
初期段階の不十分な臨床試験結果にでの認可によるとのこと。
アメリカのがん治療薬でも2年前に同様の論文が発表されており、日本ではどうなのでしょうか…
薬の効果が不確かなものは、ただ怖いだけですよね。体にとって毒でしかない。
コメント