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愛知県の病院で行われた検視で立ち会った医師への謝礼金の未払いがあったことがわかった。
医師の立ち合いは国の検視規則で義務付けられ、県警では内視で一体につき3000円謝礼を支払う仕組みだった。
また、死因が判明しない場合は検視と併せて画像診断などを行っていた。
今回、病院側より謝礼が払われてないと問い合わせがあり発覚。
記録は過去5年分しかなく、それより以前にもあった可能性があるという。
1年間で7211体の遺体を取り扱っていたそうです。
3000円の基準が、高いのかどうかわかりませんが、未払いはダメですよね。
いくらの未払いがあるのかはわかりませんが、年間の遺体の数に驚きました…
解剖医の不足に対し、府立大阪はびきの医療センターが警察の要請で死因を調べる新法解剖の委託を始めた。
犯罪の見逃し防止のために2013年に死因・身元調査法が施行され、警察が死因究明が必要と判断すれば遺族の承諾なく解剖できる。
しかし解剖医は143人しかおらず、1人のみの県が15にもなるそうです。
臨床医を希望する人が多いために解剖医が不足し、地域の偏りがあります。
今回の受託により体制の充実や質の向上に期待されているそうです。
中には犯罪性があっても見逃された遺体があるのかもしれませんが…解剖医の数は本当に少ないのですね。
人を救いたいと願い、医師になった人に解剖医が選択の一つにはなりにくいのかもしれません。
脳死臓器移植の法律施行され10月20日で20年になる。
臓器の提供は徐々に増加し5年前の1.4倍になる64例だったそうです。
しかし、移植手術を行う医師が不足している課題が出てきています。
外科医を希望する人が減少しているため、病院は苦しい状態になっているとのこと。
20年間で提供された臓器の半分が臓器が提供できる施設の8%に集中していた。
臓器が提供できる施設は896施設ある。提供された臓器は476例。そのうち241例が69施設に提供。
大半が臓器提供できる体制が整ってない状態であるといいます。
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