難病の多発性硬化症などで傷ついた脳や神経の一部が膵臓から分泌される物質で修復されることを大阪大などの研究グループが発見し22日、米医学誌が発表した。
髄鞘が傷つき神経情報伝達が阻害されおこる難病。この髄鞘の修復ができる薬の開発へ期待できるというそうだ。
修復が治療に活かされることになれば大きなことですよね。
難病に限らず、苦しんでいる人の光になりますように…
山形大学はベットに敷いて脈拍や呼吸状態を確認できる非接触型の薄型センサーマットの開発に乗り出すと発表した。
今のセンサーマットでは、厚さがあり不快感もあるためより薄いセンサーマットの開発へ。
2020年までに薄さ0、5ミリの価格3万での低コスト化と大面積化のセンサーの開発を目指すという。
不快感を少なくし、コストも抑える。これは現場にとっては凄く大きなことです。
高齢化、認知症の増加で離院や転倒などが増えている中で急変や不在を把握することができる。
すごく大きなことだと思います。
自宅で睡眠時無呼吸症候群のチェックにも使えたり病院や施設でベット上に人がいるか把握するのにも使える見込みです。
ヒトに近い発達した脳をもつフェレットを対象にゲノム編集技術をつかって脳にシワができる仕組みを金沢大学が突き止めた。
マウスでは不可能だった進化過程の解明や、脳のシワが原因の病気の研究に結び付けたいということだ。
マウスの脳にシワが無かったためできなかったことが、ゲノムの最新技術を使うことで可能になった。
脳疾患の治療に大きな効果を期待しています。
アメリカのユタ大学による研究で魚であるゼブラフィッシュもオピオイドの依存症の兆候をしめすらしいことが判明したと行動神経科学の学術誌に掲載された。
オピオイドは 麻薬性鎮痛剤やヘロインなどの薬物に含まれる。
依存症の新たな治療法に期待されます。
お魚さんも、薬で症状がでるんですね…
魚が薬物を放出させようと必死に泳ぐ姿があったそううです。
強い疼痛にたいし投与される麻薬性鎮痛剤。
依存性が軽減されることで使用の幅が広がるかもしれないし、薬物依存の患者さんを救う手段にもなるかもしれませんね。
群馬大学が体内で亜鉛を運ぶタンパク質が、エネルギーを消費する役割を持つ脂肪細胞の出現にブレーキをかけていることを発見した。
この特定のたんぱく質を阻害すれば、食べても太りににくくなったり、肥満症に対する治療薬の開発に期待ができるという。
これは、肥満で悩んでいる人には是非とも頑張ってほしい研究ですね。
体重を気にせずご飯が食べれるなら夢のような話です。
医療においても、成人病の予防へ活用できるのでしょうか。
このたんぱく質を欠損させると人体へ影響があるのか調べていくそうです。
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