ナースといえば白衣の天使というお馴染みのフレーズがありますね。
ナース服
ナース服の歴史
日本で看護師が白衣を着るようになったのは明治時代からと言われています。
白衣は汚れが目立つのになぜ?
驚いたことに、汚れを目立たすために白衣を着るようになったのです。
汚れたらすぐに着替え、患者を安心させる清潔感を出すためのものなのです。
ナース服の色
今は白以外の色のナース服を多く見るようになりましたよね。
厚生労働省から看護師の制服について白という規定はありません。
だからといって白い服が減っているのはなんででしょうか?
白衣高血圧のが理由の一つにあげれます。
白衣高血圧症
これは家庭では正常の血圧なのに、病院だと緊張し血圧が上がってしまうという現象で、それほど色が人の心理に与える影響は大きいのです。心と体はつながってます。
ちなみに、
ピンク・・・女性的なイメージで幸福ややさしさなどを感じさせる効果があります。
ブルー・・・爽快感、冷静なイメージがあり精神的に落ち着かせます。体温の低下、痛みの暖和などがあります。
所属する部署によって、色を分けているというところもあります。
ナース服の形状
今はワンピースがへってズボンをはいている看護師が多くなりました。
看護の仕事は体力仕事で、ズボンのほうが動きやすいというのが一番です。
患者さんの移動が多かったり、日常生活の援助、診療の介助などのときに早く動きやすいというメリットがあります。
スカートだと、見た目をついつい意識して動きにくくなってしまいますよね。
ズボンだとストッキングの伝線を気にしなくていい利点もありますし、男性看護師が増えたというのもあります。
靴
そして、靴にも変化が。
サンダルだと針などに対する安全面や動きやすさなどにも不安があります。
そのため、ズボンになったことからナースシューズもサンダルからスニーカーへの変化がみられてます。
スクラブ
スクラブって何?
「ごしごし洗う」といった意味があるそうです。
頑丈な素材が使用生地が傷みにくい事が特徴。
半袖で首元がVネックになっている医療用白衣のことですが、様々な色があり丈夫な素材動きさすさを追求したものが出てきています。
海外の医療ドラマなどでお馴染みですね。
医師や看護師に限らず技師やリハビリのスタッフなどにも使用され、病院内でのチーム分けや患者からの視認性向上のために使用される場面も多い。
そして最後に
透けない白衣
去年、東京・千代田区の大真から発表された白衣。
「透けない白衣」
水をかけても透けることはなく、仕組みは暗い色の裏地を付けることによって透けなくなっているということ。
生地の厚さはそのままで、動きやすさをキープした状態で外から見てもわからない見た目で下着が透けない物になっている。入浴介助でも困らない制服ということになります。
白衣は下着が透けやすく、インナーを気にする必要がありました。
そこで透けない白衣は現場の看護師の悩みを解決した製品になります。
ところが、透けない白衣を発表したところ会社には無言電話や抗議の電話が多数かかってきたという…
男性からしたらガッカリさせられる制服ということなんでしょうか…
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