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イエメンでコレラの流行。ベネズエラでマラリアの増加。満足な治療ができない。

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イエメンのアムラン、ハッジャ、アッダリ、タイズ、イッブの5県ででコレラが流行している。

というニュースが流れた。

 

戦争のイラスト

 

イエメンとは共和制国家で中東のアラビア半島にある。

イエメンは2015年から政府軍と反政府勢力の武力衝突による内戦が続いているため多くの病院が業務を停止している。

国境なき医師団が支援している病院も空爆の被害を受けてしまい、患者・スタッフが命を奪われたとある。

内戦の状態は深刻な状態になっていてシリアばかりが注目をあつめているが、中東最貧国であり悪化の一途をたどっている

 

 

 

コレラ

 

経口感染で、急性の激しい下痢を伴う感染症。

重症例では米のとぎ汁のような激しい水様下痢脱水症状が起こり下痢の繰り返しに加えて嘔吐を伴う。

急激に体液を失い脱水症状が進行すると、意識障害やけいれんなどがおこり死に至ることもある。

 

中東の難民のイラスト

 

 

 




 

 

 

もう一つニュースがあります。

 

南米のベネズエラで長く物資の不足が続いており食料品を入手する為にスーパーの前で5時間も並ぶ。それでも買えるとは限らず食べる量が減ったり食事を抜いたりする生活になっている。医薬品も深刻な不足事態が続いている。

 

公営病院の医薬品不足は95%に達して、注射器やガーゼさえも不足している。

 

X線、マモグラフィー、エコーなどを実施する為の必需品も不足。そして輸入医薬品の未払いが40億ドルになる。


そのため医師の約20%がベネズエラから出国し悪循環になっている。

 

貧乏な人のイラスト(女性)

医薬品の極端な不足のために乳児の死亡が30%増妊婦の死亡が66%増マラリア患者も前年より76%増え24万人に

 

医薬品や医療器具が不足し、軽いけがや病気でさえ十分な手当てができない

 

患者が医薬品や医療器具を自分で用意することを求められる

注射針やガーゼ、生理食塩水なども患者が自分で用意する必要があり、必死で準備してもそれさえも盗まれることが多い。

 

 

マラリア

 

マラリア原虫の感染によって起こる。

熱病熱帯や亜熱帯地域で年間3億人近くの患者が発生し、50万人以上が死亡している。

 

感染した蚊に刺されたあと潜伏期間を経て発熱。

三日熱と卵形マラリアでは48時間ごとに、四日熱では72時間ごとに熱発作が起こる。

熱帯熱は熱発作のパターンが不規則だったり、発熱がずっと続いたりして重症化すると致命的になることがある。

 

 

 

 

海外のニュースを聞くと日本は本当に恵まれていると実感しますね。
当たり前のように感じていることは、本当は決して当たり前のことではなく幸せなことで、でも突然失う可能性もあるということ。

 

 




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