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7月12日

今日のリハビリは紙を持ってきた。

絵が書いてある。
色でも塗るのかな?

そう思っていたらハサミを取り出した。

 

「立てって切る練習です。」

立てって手を伸ばしハサミで絵を切るリハビリ。

 

 

うううう…キツい。
だるい。

脹ら脛が悲鳴をあげる。
息がきれる。

 

 

「息が止まってますよ。」

え?
自分では気づかなかったが、力が入りすぎて息を止めてたらしい。

 

 

お手玉、おはじき、ゴム、棒、粘土みたいなもの。
色んな道具を使ってリハビリをしてきた。

おはじきを壁に付けて手を動かしたり、お手玉を握ったり色んな筋肉や神経を使っていくリハビリ。

 

 

動きを身体に再学習させていく。
不自然な姿勢、余分な力で違う場所にすごい負担がかかるためのリハビリでもある。

 

 

今日は少し安定してるなぁ…そう思ってたところに事件が起きた。

 

 

 

同室の患者が携帯電話を使う。
大きい声。

それと重なりもう1人の人も電話。
しかも、あちこちかけ続ける。

イライラ…

入ってくる患者毎回、電話をマナーにしないし大きい声で話す。

気になる僕は小さい人間だ…

 

 

 

そのとき、身体に変化がでる。

右腕全体が震える。
大きくガタガタ…

治まらない。

そして、怠く重たくなっていく…

もしかして、症状が安定しないのはストレス??

神経症状は精神的なものも影響あるのか?

 

 

 

 

部屋にいるのが苦しくて、昼食取れずに廊下の椅子に座って過ごす。

ベッドの上は身体を休める場所にはならず、ストレスの場所でしかない。

 

 

…辛い。

今週末は三連休…リハビリもなく病院のベッドの上は…過ごせる自信がない…

 

 

憂鬱で仕方なかった。
外泊を二泊三日とかさせてくれるのだろうか?

 

そして、午後から外来へ。

神経内科の先生。
三人目。
若い先生だった。

緊張する。

筋電図の結果をみる。

ドキドキする。
とりあえず訴える。

 

 

入院が苦痛。
症状が増悪する。

それと合わせて聞いてみる。

慢性炎症性脱髄性多発神経炎なのか?
精神的なものからの症状なのか?
ギランバレー症候群なのか?

 

 

反射や運動機能の検査をする。
ふらつく。

ヤバい…

 

 

先生から出た言葉は…

「入院のストレスが、そこまで強いなら無理にステロイド開始して退院遅くなるより一度退院しましょうか。」

 

まぢ???

 

 

あっという間に退院で話が進んだ。

翌日に脳のMRI検査して退院。

外来は神経内科の先生二人分予約。

 

 

嬉しい…
解放される♪

 

病院にはなるべく居たくないので、すぐに外泊の手続きをして病院をあとにする。

明日、朝一番に検査あるが、早く帰りたかった。
とりあえず、仕事に出す診断書だけお願いした。

 

 

服を着替えて、リストバンドでネームバンドを隠し部屋を出る。

せっかくなので、ゆっくり階段を使ってみる。

思ったより平気だった。

 
受付で生命保険の診断書お願いする。

二週間~三週間カかるとのこと。
料金は5000円…

 

 

とりあえず、帰宅。
家族は皆喜んでくれ、子供はひっついて離れない。

手のふるえと、手足のダルさと痛みはある。
それでも、今日はゆっくり眠ることができそうだ。

 

 

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