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闘病記とは、何のために書くのか。書き方はどうすればいいのか?

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闘病記

 

病気と闘った手記。

 

 

小林麻央さんのブログにより大きな話題になりましたが以前より沢山の人が、自分自身が病気と向き合い自分と向き合いそのことを記録として残しています。

 

そもそも病気とは何か。

難しい話になります。

簡単に言うなら健康ではないということなのでしょう。

そして心や体に症状があり、検査をし診察をし原因を解明することを診断といいます。

 

 

だけど、病名がついても全員に同じ症状の現れかたや治り方をするわけではありません。

同じ治療をするわけでもありません。

また、治る人もいれば亡くなってしまうひともいます。

年齢であったり、体格であったり、性別であったり、遺伝であったり

症状の強さ、症状のあるなし、薬の効き方一人一人違います。

自分は他の人と違う。それは当たり前のことなのです。

 

病気になった時、人はどう向き合うのでしょうか。

 

症状に苦しみ、理解されないことに苦しみ、未来に不安と恐怖を持ち、失うものが沢山あります。

 

 

心の整理をするために

 

客観的に見つめるために

 

その病気を世間に知ってもらうために

 

同じ境遇の人の力になるために

 

同じ境遇の人と共感するために

 

医療従事者に患者が苦しんでいる事、考えていることを知ってもらうために

 

自分から自分へメッセージを送るために

あきらめないために

 

 

 

なにより自分の生きていたことを残すために

 

 

 

どう書くのか

 

その時の症状や治療、出来事や感じた事。嬉しかったことや悲しかったこと、不安な事や感謝。

素直に飾らずに今、その時の自分を書いてみてください。

愚痴になったり文句になったりすることが多くなるのは病気の時は仕方ありません。

 

 

記録の手段は

 

紙に記し自分だけが読む。スマホなど記録する方法もあります。

 

麻央さんのように無料ブログなどを利用し発信する。誰かに何かを伝える。
その場合は内容に気を付けないと、記事によっては心無い攻撃を受けることにもなります。
しかし、メリットは応援してくれる誰かと交流できる可能性もあるのです。

 

 

 

時間の経過ともに記録を振り返ると自分にとって大きな財産になっています。

そして同じように苦しんでいる人の支えになっていることもあります。

同じ病名なのに同じ経過、同じ症状の人はいないからこそ不安が積もっていきます。

それを伝えることは、たった今苦しんでいる人やその家族の力にきっとなります。

 

 

恥ずかしいなら誰かのためじゃなくまず自分のために、発信しなくても手元に残す記録でも書いてみませんか?

どれだけの人があなたと同じように苦しみ闘っているか読んでみませんか?

 

 

闘病記は沢山の人が記し発信しています。

あなたは一人じゃありません。

 

ノートのイラスト(文房具)

 

 




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