痛みって辛いですよね。
皆さんはどこが痛いですか?
頭?肩?腰?膝?お腹?皮膚?
ヘルニアだったり、病気の後遺症だったり、帯状疱疹なども原因だったりしますよね。
時には末期がんの痛みだったり…
いろんな方法を試し、薬を飲んで、手術して、それでも苦しめられる。
わたしもギランバレー症候群や頸椎ヘルニアなどで今も痛みやしびれ、脱力と闘っています。
私自身もいろんなことを試しました。過去の記事や闘病記に記録しています。
慢性の疼痛について成人の69%は治らないとあきらめている事が製薬会社ファイザーの調査でわかった。
今年の6月、インターネットで全国の慢性と疼痛のある20歳以上8924人に調査したそうです。
その中で通院していない人は33%になるそうです。
通院しない理由は
通院するほどでもない。
通院しても治らない気がする。
費用がかかる。
などがあげられています。また、痛みが辛いのに待ち時間が長かったりするのも苦しいですよね。
痛みの対処はどうしますか?
関節や筋肉だと体操や湿布やマッサージ、物療、内服や注射などがあります。
頭痛や神経痛、消化器系の痛みなどは処方や注射、時には手術などになるのかもしれません。
アンケートでは医療機関の処方という回答が一番多くありました。
整体、鍼灸などの利用というひともいました。
痛みを我慢すべきと回答したのが67%
整形外科などへ関節の痛みや手足の痺れを訴え病院へ来ます。
当然、患者さんは治したいと期待をもって受診をしますが高齢者などで加齢による変形などが原因だったりするとなかなか解決してあげることが難しくなります。
鎮痛剤
効果の強い鎮痛剤は、副作用のリスクも強くなります。
胃潰瘍などの消化管潰瘍。
腎機能の障害。
喘息発作。
心筋梗塞や脳卒中。
薬物乱用による頭痛。
薬によっては中毒性。
安易に強い痛み止めを内服したり、多量に内服すると体には負担が大きいのです。
アメリカでは強い鎮痛剤でのトラブルが有名人でも報告されています。
タイガーウッズが薬物を内服して運転して逮捕されたのが記憶に新しいと思います。
またマイケルジャクソンやプリンスの場合は、過剰摂取のために命を落としてしまっています。
アメリカでオピオイドの過剰摂取で死者が急増している問題で10月26日トランプ大統領は非常事態を宣言した。
昨年、アメリカでオピオイドの過剰摂取による死者は少なくとも3万3千人になるそうです。
1日にすると140人が毎日、痛み止めで命をおとしているのです。
これは殺人や自動車事故の合計よりも多い数になります。
アメリカは保険制度が十分でないために、痛みがあっても病院にあまり行かないという理由もあります。
内服する量や期間が長くなるほど効かなくなっていき更に量が増えたり強い痛み止めへと悪循環になります。
痛み止めのデバイス
薬を使わないデバイスというものも登場しています。
Quellというものでふくらはぎの裏から電気刺激を送り鎮痛作用のある物質オピオイドを分泌させる仕組みになります。
薬は使っていません。
刺激をスマホのアプリで調節可能で背中や腰、感染の痛みなどに効果。
サポーターのような外観で3万円程度。処方箋なしで購入できるそうです。
しかし効果がないという意見もあるために、薬に限らずこういったモノもあるんだというくらいの参考までに。
一人一人、痛い場所・痛みの強さ・痛む時間・薬の効果など違います。
どのように向き合い、改善を図るか難しいですよね…
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