統合失調症の幻聴を脳の部分を特定し、電気パルス治療で一部抑えることに成功したと欧州神経精神薬理学会で発表された。
臨床実験に参加した患者の35%で症状の著しい改善があったという。
軽頭蓋磁気刺激法を行った26人とプラセボ治療の33人を比較する臨床実験で、長期の効果についての研究が必要だとのこと。
昔、精神科では電気を流す治療がありましたね。
働いていた病院でもやっていました。
幻聴は患者にとって苦痛であり、トラブルをおこす原因になってしまいます。
改善する治療法が発見できたなら、救われる人がたくさん出るんんでしょうね。
7月19日、精神科医療の身体拘束を考える会が発足された。
精神科で徘徊や自殺を防ぐために体をベッドに固定する手段。
平成26年には1万人ほどに行われ数が増えている。
5月の神奈川県での病院で10日間拘束され転院先の病院で死亡した、ニュージーランド人の男性の母親も会見で訴えた。
身体拘束は精神の治療に悪影響と指摘。国に対し長時間の身体拘束の禁止や目標値を設けて、拘束を減らししていけるようルールを定めることを求めていく。
安易な身体拘束は、人権的にも問題がありますが現場では管理が難しいですよね。
理想は拘束しないことですが、まずは正しい手段や管理方法から統一していくべきなのでしょうか。
措置入院後の患者の支援強化についての精神保健福祉法改正で、対応を義務付けられた都道府県と20政令市で半数に準備が遅れていることが読売新聞の調査でわかった。
津久井やまゆり園での被告は措置入院から退院後に支援対象から外され、4か月後に事件が起こった。
そのことから法の改正に至り、患者の継続的な支援を義務付ける。
退院後にも継続して注意していく体制は大切ですが、なかなか難しいですよね。
被害者がでてしまった事件。
同じことを繰り返さないために、対策を考えていかないといけないのですが…
アルコール依存の治療で神奈川県の国立久里浜医療センターが4月に国内初の減酒外来を開設した。
8月末までで30人ほどが受診した。
断酒が治療であったアルコール依存症で、軽度な依存やアルコール依存症の予備軍などの人々の選択肢として期待される。
依存症の患者は受け入れないことも少なくなく、重度へと進行してしまう。
それにより仕事や家族を失った患者を私も見てきました。
飲酒しなければ、穏やかな人なのに外出や外泊をすると飲んでしまう…
依存症は本当に治療が難しいですよね。
いきなりゼロにするのは難しく、向き合い徐々に減らしていくというのは大切なことですよね。
香川県高松市の精神科病院に入院している77歳男性を殺害したとして65歳の男性を逮捕した。
10月1日の夜から朝にかけて、病院で就寝中だった患者の頭を消火器で殴るなどし殺害した。
病院職員が110番通報した。
精神病の病棟で時々、患者同士のトラブルからの障害や死亡の事件を耳にすることがあります。
加害者も入院患者であり責任能力について調べられます。
消火器を凶器にされるのは、設置をのけるわけにはいかないので対策が難しいですよね。
国立がん研究センターなどのチームが魚介類を1日110グラム摂取するとうつ病のリスクが下がるという調査結果を英科学誌ネイチャーの関連しに9月26日発表した。
長野県内40歳~59歳の男女1181人について調査。
25年後に95人がうつ病と診断された。
1日の摂取量で4つのグループに分けて57グラムと最も少ないグループと111グラムと二番目に多いグループでリスクが56%低かった。
魚介類がうつ病に効果。
面白い調査ですね。海沿いと山など住んでいる地域によっても発症率がかわってくるのでしょうかね?
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