沖縄県の宮古保健所管轄で去年12月に亡くなった60代男性の死因がつつが虫病であったことがわかった。
マダニなどとあわせて、十分に注意したい感染症です。
9月29日、岐阜県の焼き肉屋で飲食した21歳から37歳の男女6人がOー157に感染し4人が入院した。うち、21歳の女子大生が重症。全員回復に向かっている。
3グループで7日~8日に焼き肉を食べて血便や腹痛が現れた。
前橋市の40代男性が10月1日にO-157の感染で死亡していた。
8月30日に下痢などの症状で医療機関を受診。
溶血性尿毒素症症候群を発症し亡くなった。
惣菜店のO-157とは違う型であるという。
惣菜店による関連はなさそうですが、若い方が亡くなったんですね。
食事の衛生は本当に注意をはらって自分も手洗い、加熱をしっかりと。
千葉大学医学部附属病院が8月下旬以降に死亡した入院患者4人から多剤耐性緑膿菌が検出されたとHPでは発表した。
死亡との因果関係は調査中とのことです。
耐性菌は本当に難しいですね。
薬が効かない菌。
抵抗力が弱っている体には対策が…
京都府宇治市の宇治おうばく病院で入院患者12人が結核に感染。70代男性1人が7月28日に亡くなったと10月6日発表した。
男性が死亡。同室の患者や職員を検査し11人の感染。発病が7人と判明した。
患者は転院し治療中。
結核の集団感染。
最近ではあまり聞かなくなりましたが、病院内での集団感染は本当に怖いですね。
知らないうちに広がり、感染者が増加していく。
10月5日、富山市に旅行に来ていた外国籍の20代女性がはしかの診断。ウイルス検査で陽性であった。
9月13日から東京、青森、宮城など移動していたということで富山市保健所が注意を呼び掛けている。
感染力の高いウイルスですので、発熱や発疹の症状の人は注意しましょう。
厚生労働省がマダニの感染症でイヌからヒトへの感染した事例が確認されたと発表した。
前回、野良猫に噛まれて感染したニュースがありましたが今回徳島県では飼い犬から飼い主への感染の報告になります。
6月に40代男性の飼い犬が体調不良で動物病院を受診。
重症性血小板減少症感染の診断をされた。
その後に飼い主にも症状が出現し感染が判明した。
犬に咬まれていないが、介護をしていたため粘膜からの感染と考えられるそうだ。
オウム病などもそうですが、ペットとキスしたりなどの接触しすぎることもリスクが大きいですね。
なぜか西日本ばかり報告が多いマダニによる感染症。
動物を媒介にし感染する危険もあることを十分に医療者も把握しておかないといけなくなりました。
静岡県が80代女性がマダニによる感染症の日本紅斑熱で死亡したと発表した。
畑仕事をしていて噛まれたそうです。
山や畑などでの作業での報告が多いマダニによる感染。
十分に注意しましょう。
高知市の病院で9日から11日にかけて入院患者99人と職員12人が発熱や嘔吐の症状を訴えた。
複数の患者からノロウイルスか検出。
10月8日の昼食で出た野菜サンドイッチや梨などが原因とみられ4日間の調理業務の停止となった。
100人を超える集団感染。
これからノロウイルスの季節です。十分な対策を行う必要がありますね。
厚生労働省が予防接種の間違いの発生状況を公表した。
昨年で434件増の6602件。そのうち血液感染の恐れがある事例が11件だった。
接種間隔の間違いが3475件
不必要な接種が797件
対象者の間違いが549件
接種の量の間違いが203件
期限切れのワクチンを接種が193件
血液感染可能性がある事例11件では使用済みの注射器・針を使用したものや医師の手に針が触れたものを気付かず接種した例などがあった。
いまからインフルエンザの予防接種の季節。医療従事者は十分に注意しましょう。
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