一昨年の12月に高校3年生が亡くなったのが点滴投与のミスが原因として病院側がミスを認め和解が成立した。
大阪にある病院で、両親が訴えを起こし1億円での和解が成立した。
夜にまぶたなどが腫れるなどしたために治療を受けたが点滴をした直後に死亡。
死因は食物アレルギーによるショック死とされたが非常勤の医師が投与した点滴の薬剤量や方法が不適切だったとし賠償を求めていたということです。
点滴の薬剤量や方法が不適切だった?
どんな内容だったのでしょうか?
医療ミスを病院が認めたということは、適切なものではなかったとうことになりますが…
美容外科での脂肪吸引手術。イギリスで45歳の女性が術後に意識不明の重体に陥ったとイギリスの医師会症例報告があった。
両足から膝から下の脂肪吸引を受けた後に心拍上昇、意識混濁から呼吸抑制に至った。
人工呼吸器をつけるに至り、集中治療室で12日間過ごすことになったが現在は後遺症もなく退院している。
原因は死亡が血管を塞ぐ脂肪塞栓症。
カテーテル検査、骨折の患者などでも合併症の起こる可能性もあります。
美容手術による健康被害。
綺麗になりたいという気持ちはわかりますが怖いですね。
京都大病院で通常の738倍の濃度の注射薬を調剤し、それを自宅で投与した60代の女性が死亡した。
9月26日に薬剤師二人が医師の指示で処方箋より高濃度で調剤。
患者が自宅で使用するための注射薬のセレン注製剤で夜に背中の痛みを訴え、翌朝病院で処置を受けたが亡くなった。
25日にも10代の患者が変色に気づき病院に連絡。
高濃度のセレンが混入されていたことが発覚している。
医薬品の販売がないため薬剤部門が自ら作成していた。
前日に同様のことがあったのに防げなかったのでしょうか…残念ですね…
セレンは微量元素で人間には少量しかないものですが、不足すると全身の不調をきたすそうです。
過剰摂取はどんなものでも体に毒になりますよね。
京大は少し前の記事では妊婦さんの死亡の事例がありましたね。
佐賀県の喜野市の会社が製造した琵ビワの種を粉末にした商品で基準の61倍のシアン化合物が検出され商品の回収を佐賀県が命じた。
6月12日と7月30日製造のもので全国358袋の回収になるそうです。
いまのところ健康被害はありませんが、シアン化合物を大量に摂取することで細胞の呼吸を妨げて麻痺や呼吸困難が出る可能性もあります。
コードブルーでもでていたシアン化合物。
ビワや梅などの未熟な果実の種に含まれる成分。
どういった経緯で、大量に含まれる製品を販売するに至ったのでしょうか。
岡山県の薬局で薬品が不正販売された事件。診察していない患者の診療報酬を架空請求したとし薬剤師と医師を逮捕した。
ED治療薬を不正に販売したとし3回逮捕され起訴されている。
今回は2011年10月から2016年3月で男女二人分の処方箋をつかい調剤報酬とし現金81万円をだまし取った疑い。そして診療報酬とて63万円を不正に受け取った疑いでの逮捕になります。
診療を受けていなくても受けたことにして請求する詐欺。
医療の報酬制度の悪用ですね。氷山の一角でないことを願います。
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