60代男性のカテーテルで心臓に人工弁を植えこむ手術に成功したと大阪大澤教授のチームが7月25日に発表した。
開胸しないため患者の体への負担が少なくなるという。
心臓カテーテルでの技術は、すごい進んでいるんですね。
身体の負担も減り、入院期間も開胸よりも短くなるでしょうから素晴らしいですよね。
血液1滴で13種類のがんを早期発見できる検査法を国立がん研究センターなどが開発した。
13種は乳房、肺、胃、大腸、食道、肝臓、胆道、膵臓、卵巣、前立腺、膀胱、骨軟部、神経膠腫。
95%以上の確率で診断できたとのこと。
血液1滴…
がんの診断は、線虫なども含めどんどん進歩してるんですね。
早期発見の武器になってほしいと願う反面、費用はどのくらいかかるのか心配もあります。
iPS細胞から輸血用の血小板を造り量産できる方法を確立したとベンチャー企業のメガカリオンが発表した。
血小板のもととなる細胞を作って凍結し、解凍し培養、血小板に変化させるもので治験を日米で実施。20年の製造販売を目指す。
輸血不足が問題になっていますから、こういったiPS細胞の利用方法は素晴らしいですね。
京都大のチームが筋肉が骨に変わる難病の治療薬候補をiPS細胞を使って発見した。
ちかく治験を始めるという。
iPS細胞を利用し開発した薬の治験は世界で初めてという。
だんだん医療の場にiPS細胞を利用した技術がどんどん入ってくるのでしょうね。
医療の進歩は助かる人が増えていく中、医療費の高騰も問題になっています。
だんだん、お金がないと助からないというのが今以上に明確になってくるのでしょうか…
遺伝がん国内初の治療薬になる遺伝性卵巣がん治療薬を、国の審査機関に申請したとアストラゼネカ社の日本法人が明らかにした。
オラパリブという名称で、遺伝子に異変がある遺伝性卵巣がんの再発患者が対象になる。早ければ来年前半に承認される。
遺伝性のがんの治療薬ということで対象は限られるのですが、待ち望んでいる患者さんは絶対いますから新薬の報告は医療業界にも患者さんにも嬉しいことですよね。
名古屋大で蚊が吸った血液から犯人を割り出す研究を行っている。
血を吸って2日以内ならDNA鑑定で犯人を特定できる可能性があるとのこと。
夏場の屋内を想定しているとのことですが、逮捕の決め手が蚊からDNA型が検出されたなんて事件が起こるのでしょうか。
脂質異常の新治療薬の国内販売・製造を3日厚生労働省に承認された。
興和が開発、創薬したペマフィブラートは血中の中性脂肪を低下させ、同時に善玉コレステロールを増加させる。
200万人を超える脂質異常の患者に対し、新薬は新しい選択肢拡大になる。
特定健診など注目されているメタボリックシンドロームは多くの人が他人事ではないとおもいます。
加齢によりお腹周りが…
心疾患や脳梗塞の予防につながれば良いですよね。
大阪市大で胃がんの腹膜転移の再発を、手術中に予測できる診断法を開発したと発表した。
現在の診断は再発した5割前後が陰性と判定され、精度が低いものだった。
再発すると平均余命は1年ほどになるという。
今回の発表は手術中の胃の漿膜にガラス片を押し付けてがん細胞がついてないか確認する診断法。
従来の診断法と組み合わせると感度が2倍近くになったという。
どちらか陽性になった場合に、手術終わりに食塩水で腹膜を洗うことで再発までの期間を延ばせる効果が期待できるそう。
現在の制度が再発した人で4割から6割というのは低いですよね…
がんの患者は再発にたいする不安を抱えていると思います。
精度があがり助けれる命が増えるのなら嬉しい発表ですね。
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