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最近の医療ニュースを看護師の目線での感想。くすり系のニュース。

 

目次

厚生労働省はバイエル薬品がイグザレルトなどの副作用の報告を怠っていた問題で、医薬品医療機器法違反にあたるとして再発防止の改善措置をとるよう文書で指導した。

 

 

過去の記事

 

社員の報告義務の認識が不十分であったということですが、患者の体にかかわる大切な事ですから再発のないようにしてほしいですね。

 

薬のイラスト「錠剤」

 

 

ノバルディスが薬が効いた患者にのみ支払いを求める方式での販売ができるように日本政府に働きかける。

 

 

新型のがん免疫薬を薬を飲んでいる人のイラスト対象に成功報酬型のシステム。

 

おいしくなかったら代金はいりません。というのに似ていますが、効果がない場合支払わなくてもいいというの自信があるからなのでしょうか。

負担する側からすれば、高い医療費を払って効果なかったら辛いですよね。

面白い試みですね。

膨らむ医療費に対しても効果があるのかもしれません。

 

 

9月7日、富山大とアステラス製薬の研究グループが帯状疱疹の治療薬を開発したと発表した。

 

 

治験のイラスト

従来の薬と比較し、1日の服薬回数が少なく小さい錠剤の薬になっているため飲みやすくなった。

また、帯状疱疹だけではなくヘルペスの治療にも応用できる可能性があるという。

 

帯状疱疹は症状が辛いですよね。

治療の選択肢が増えるのは患者にとっても良いことだと思います。

苦しむ人が減るように効果にも期待します。

 

 

中国で人気の医薬品である龍角散を他人の楽天ポイントを使い不正に購入した中国人の男が逮捕された。

 

 

咳をするパンダのイラスト

不正に入手した35人分のポイントで70万相当の龍角散ダイレクトを購入した。

大気汚染が深刻な中国で人気だということで転売のための疑いで調べられています。

 

過去の記事

都市部の大気汚染などは本当にすごいですもんね。

安易なパスワードなどは、今の時代ほんとに怖いものです。

情報管理には十分に気をつけないと知らないうちに被害にあってしまいます。

 

 

WHOが9月19日に発表した報告書で耐性菌の脅威に対し、新薬の開発が追い付いておらず開発をしのぐペースで増大する見込みだと予想。

 

 

抗生剤について

 

薬を使えば、それにたいする抵抗力を持った菌が誕生。

その菌に効果のある薬剤の開発に再びお金や時間がかかる悪循環。

症状がおちついたら内服や点滴を自己判断で辞めることで発生する耐性菌。

菌も生きるために必死なんですよね。

抗生物質と菌のキャラクター

 

 

豊橋技術科学大学の研究グループが医療のベースになる化合物を簡単で高い純度のものを作り出すことに世界で初めて成功した。

 

 

自然界に存在するカルボン酸からキラルハロケトンという物質を100%に近い純度で作成できた。

ベースとなる物質を作るために今まではいくつもの工程が必要だったが特定の化学反応を促す方法で可能になった。

医薬品の効率的な開発につながると期待されている。

 

世界初の技術ということでスゴイですね。

効率的に医薬品が作成されコストが下がれば医療費抑制にもつながるのでしょうか?

今まで不可能だった新しい薬の開発にも期待できるのでしょうね。

 

 

厚生労働省が9月29日に薬剤耐性対策を呼びかける啓発ポスターにガンダムを起用した。

 

 

テレビを離れて見る子供のイラスト(男の子)

 

アムロとAMR(薬剤耐性)を かけてAMR対策、行きまーす!という文字が表記されている。

厚生労働省は今までも呼びかけのポスターにアニメのキャラクター起用しています。

 

目を向けてもらうには、良い工夫なのではないでしょうか。

何かを訴えたいときに、見られる工夫は大切ですよね。

 

 

iPS細胞を用いた治療薬候補で進行性骨化性線維異形形症で10月5日に1例目の治験に着手したと発表した。

 

 

iPS細胞を使って発見した薬の世界初の治験になるそうです。

19歳の男性が1例目の患者として治験を受けます。

難病である骨の病気。患者は感謝していると話しているそうです。

筋肉や靭帯の中に骨ができ関節の動きや呼吸に影響のでる症状の病気。

 

苦しんでいる人に希望の光になりますように…

 

 




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