がん
この言葉に良いイメージがある人はいないと思います。また、この病気を聞いたことない人もいないのではないでしょうか。
この言葉を自分に告げられて喜ぶ人はいません。
感じで書くと癌。
1981年以降、日本人の死因の1位をずっと保ってます。ほかの病気にその座を譲ってません。
2人に1人が経験して、3人に1人が亡くなってしまう身近で恐怖の対象…誰にでもなる可能性があります。
すべての臓器、組織にがんは発生する。
実はがん細胞は人の体の中で日々発生していますが、発生するたびに駆逐されています。がん細胞が生き残ったときに、増殖して進行していきます。
悪性腫瘍と良性腫瘍との違い
悪性腫瘍は他の組織への栄養をどんどん奪い、自分でに勝手に増殖を続け止まらない。他の組織への栄養を奪われるため衰弱する。
周囲にしみ出るように広がったり、あちこちに飛んでいったりして体のいろんな場所に新しいがん組織をつくる。
大切なことは早期発見!
がん検査
ちょっとの症状だったら受診や検査せず様子みてしまいますよね…
がんの検診は先進欧米諸国は7割以上の受診率があります。だけど日本のがん検診の受診率は3割ほどになっているのです。
芸能人などががんで闘病されると、その都度問い合わせや受診が増えますが一時的なものです。なんで日本のがん検診の受診率は低いのでしょうか?
検診の受診率が低い理由
部位別に検査を受ける手間がかかる。
時間がかかる。
費用が高い。
検査に痛みを伴う。
早期のがんは発見しにくい。
線虫のがん検査
2015年3月、研究成果が米国オンライン科学誌に掲載された「線虫」についての九州大学大学院生物科学部門の廣津崇亮助教らの研究が注目されている。
がんの匂いに注目し、「線虫」が尿によって95.8%という高い精度でがんの有無を識別できることをつきとめた。
腫瘍マーカーという手法を使った場合10~20%台の識別なので、すごく高い感度になる。
検査方法
使うのは1滴の尿。
線虫が好んで寄って来れば「がんの疑いあり」、嫌って遠ざかって行けば「がんの心配なし」。
装置などを必要としないことからわずか数百円と安くすむ。
ステージ0や1の早期がんまで見つけることができる。
すべてのがんを1度に検出可能。
結果が出るまで1時間半のはやさ。
特定のがんにだけに反応する線虫の作製にも成功しており、将来的には、がんの種類の特定も可能になる。
この検査がはじまれば誰もが気軽にがん検診を定期的に受診でき、早期がんの発見につながります。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] がんの早期発見の方法は […]