東京都のクリニックで男性医師が複数のワクチンを勝手に混ぜ乳幼児に接種していた。2012年以降、350人以上に接種した可能性。健康被害の報告はない。
添付文書には、混合して接種してはいけないと記載されている。
ワクチン接種
定期ワクチンは、国や自治体が乳幼児に接種を強くすすめているもので経済的負担が少ない。
任意ワクチンは、接種するかどうか任されていて健康保険は適用されないので自己負担となる。自治体によっては助成が受けれるとこともある。
任意ワクチンだから受けなくてよいわけではないので注意。
ワクチンの種類
種類は生ワクチンと不活化ワクチンがある。
生ワクチンとは病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料としている。
接種の回数は少ない。
不活化ワクチンとは病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせたものを原材料としている。
1回の接種では十分ではなく、何回か追加接種が必要。
定期接種
ヒブ :不活化ワクチン:生後二ヵ月~七ヵ月 :4回
肺炎球菌ワクチン :不活化ワクチン:生後二ヵ月~七ヵ月 :4回
四種混合 :不活化ワクチン:生後三ヵ月~十二か月:4回
BCG :生ワクチン :生後五ヵ月~八ヵ月 :1回
二種混合 :生ワクチン :1~2歳、5~7歳 :2回
日本脳炎 :不活化ワクチン:3~4歳に2回 :4回
B型肝炎 :不活化ワクチン:生後二ヵ月以降で :3回
水ぼうそう :生ワクチン :1歳以降に :2回
任意接種
おたふくかぜ :生ワクチン :1歳以降に :2回
A型肝炎 :不活化ワクチン :生後0ヵ月以降で :3回
ロタウイルス :生ワクチン :生後二ヵ月 :2回または3回
インフルエンザ :不活化ワクチン :生後六ヵ月以降 :2回
狂犬病 :全年齢 :3回
破傷風 :全年齢 :1回
髄膜炎菌 :2歳以降 :1回
※接種時の注意事項や回数や時期について大雑把な記載ですので詳しくは市町村で確認してください。
また、定期接種と任意接種が変更されることもあります。
※日本脳炎ワクチンは2005年から2009年の間、積極的な接種を控えられてた時期があります。子供が接種したか注意しましょう。
※ヒブワクチンは2011年一時中止されたが再開している。
乳幼児の予防接種って大変ですよね。
何回も母子手帳を持ち歩き、病院に予約とり、問診かいて…
だけどワクチン接種は体への負担も心配なので今回のように安易に混ぜて接種するのは怖いです。
薬はきつすぎると毒にもなってしまいますからね…
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