以前より指摘されている
ビザと健康保険制度の抜け穴を利用した不正の受診。
爆買いツアー
なんどとなく話題になりテレビに流れた中国旅行者による爆買いツアー。
日本の商品の安心・安全・品質の良さに対し中国製品への安全上の不安から様々なものが人気になりました。
たくさんのバスが並び沢山の荷物を抱える姿が印象的でしたね。
それとともに、各地で中国人旅行者のマナーの悪さを取り上げられることもありました。
人気の日本製品は何でしょうか?
ドラッグストアーで薬剤品、化粧品、おむつなどが大量に買われています。
また、家電では便座、電気炊飯器が人気です。
正月の福袋の時には沢山の行列に割り込みなどのマナー違反から、次々に車に積み込む集団の姿も何度も映像でみましたね。
ネットで中国へ向けて売買している日本の主婦の姿もありました。
医療観光
実は、人気なのは商品だけでなく医療の分野にも及んでます。
外国人患者受け入れ・医療観光の促進が民主党政権で始まりました。
全額自己負担になりますが医療滞在ビザというものを発行し6カ月に1度再入国することで、3年の間は医療目的で滞在できます。
中国の医療の現状はネットで検索しても沢山出てくるくらい問題がとりあげられています。
病院に受診するだけでも大変で、受診できても治療が信用できるとは限らない。
大金を払ってでも受診したい。
きちんと診療費払っての受診なら問題は何一つありません。
だれでも、健康でありたい。苦痛や不安から解放されたいと思うのです。
制度の悪用
ところが2012年以降に3カ月以上の滞在資格が取得できるビザを取得すれば、日本の公的医療機関が使えることになった。
もちろん、日本で仕事をしたり企業をおこしたりと滞在する外国人のかたの健康を守るための配慮です。
だけど、この制度に目をつけ悪用する人がでてきているのです。
医療を受ける目的を隠して医療ビザとは違うビザを利用し、高額医療を受けにくるのです。
日本での前年度の収入がないので納めるべき保険料も最低の金額で日本人と同じように1~3割までの自己負担で治療を受けられる。高額医療制度も使える。
中国の行政書士のサイトでその手口の紹介と手続きの代行をうたっているのです。
この件は以前より話題に何度か上がっている来日中国人の医療費の不正受給の問題。
オプジーボの登場は、最先端の医療を受けたいと望む中国人の多くの来日を招いてしまうかもしれない。
その医療費は私たちが支払っているお金が使われるのです。
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