6月14日

朝、目が覚めると左足の動きにくくなっていることに気付いた。

 

 

持ち上げにくい。

 

背筋が冷たくる。

 

入院してから、とにかく左側の運動低下が進むようになった。

 

目が覚めると、悪くなる…

 

もう寝ない方がいいのだろうか。

 
と、くだらないことを考えてしまう。

 

くだらないことといえば、カルテ開示をお願いしたらどんな記録なんだろ?

今の看護記録はカルテ開示などにも対応するため、書き方にはより慎重な書き方が必要。

ただ、僕が知りたいのは看護記録の仕方。
違う病院がどんな記録内容か気になるし参考になる。

 

自分の記録は、別にどうでもいいんだけど。

 

 

 

昨日、点滴をして体調悪くなったため気にしてくれ今日から速度を半分で投与することになった。

 

…これで、少しはマシになるかな?

 

期待と不安が混じる。

 

 

 

今日は昼過ぎに妻がやってきた。

 

時計やドライシャンプーなど、お願いしてたものを持ってきてくれる。

そして、今日は検診に行ってきたらしく赤ちゃんの写真を見せてくれる。

 

赤ちゃんは、いつも顔を隠していた。
恥ずかしがりやなのか、そっぽ向いているのか…

 

あとは、お腹の張りもひどいので飲み薬を出してもらったらしい。

なんにせよ、順調でホッとする。

 

働いているときは、たまには長い休みがほしいと贅沢に思ったもんだ。

だけど実際に長い時間を与えられ、ただ横になっているだけだと苦痛でしかない。

例え車椅子で、ただ座っているだけでも、長時間になると怠く苦しくなる。

テレビは飽きてくる。

 

音楽をイヤホンで聞いて横になっている時間も増えていた。

 

 

 

この日はリハビリの担当の先生が順番に挨拶にきてくれた。

明日からリハビリの開始。

今、僕が自分で頑張れる大切な治療。

 

 

必要以上に病人にならないようにしないと。

 

病は気からというけど、気持ちが病人になってしまうと必要以上に弱ってしまう。

心と体はつながっているので、体にもストレスが現れる。

 

どこまでが本当に辛くて、どこからが思い込みや勘違いなのか気を付けて前を向かないと…

気持ちが薬以上に回復に一番大切なことだと、僕は信じている。

心を病まないように。

 

それも闘病。

なによりも、この病気はどれだけ苦しくても治る病気。

それは、すごく有難いこと。

他のギランバレーの患者様に比べても症状は軽い。

無理すれば動けるし、ご飯も食べれてる。

だったら喜ぶべきなこと。

今の自分の状態を前向きに考えていきたい。

もっと苦しんでいる人を沢山知っているからこそ。

 

 

夜のことだった。

しばらくウトウトしたあと、激しい頭痛と吐き気、喉の痛みで目が覚めた。

我慢する。
我慢する。

…だけど、治まらない。吐きそう。

ナースコールを押して、お薬をお願いする。

すぐに吐き気止めを、静脈注射してくれた。
そして、鎮痛剤を持ってきてくれる。

吐き気が少し治まったころ、痛み止を内服し気がついたら朝まで寝ていた。

 

 

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