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看護ニュース マダニに足を咬まれた女性が12日後に死亡

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マダニに足を咬まれた女性が12日後に死亡

マダニに刺されたことで重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というダニ媒介感染症に感染し、死亡した80代の女性の事例。

SFTSとは、SFTSウイルスというウイルスによって引き起こされるダニ媒介感染症の一種です。このウイルスは、マダニやツノガリマダニなどのダニが保有しており、ダニに刺されることで感染する可能性があります。SFTSの潜伏期は約1週間で、発熱や下痢、嘔吐、頭痛などの症状が現れます。重症化すると、出血や多臓器不全などを引き起こし、死亡率は約30%と高いとされています。

今回の事例では、80代の女性が7月下旬に福岡県中間市の自宅近くの畑でマダニに刺されたとみられています。その後、発熱や下痢などの症状を訴えて福岡県内の医療機関に入院しましたが、12日後に死亡しました。女性の血液からSFTSウイルスが検出されたことで、SFTSによる死亡が確認されました。

ダニ媒介感染症を予防するためには、草むらや藪などダニが多く生息する場所に入る際には肌の露出を少なくすることや、虫除け剤を使用することなどが有効です。また、ダニに刺された場合や発熱などの症状がある場合は早めに医療機関で診察を受けることも重要です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html

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