もういやだーーー!!!
毎日毎日、辞めたい辞めたいと悩みながら働いている看護師はどれほどいるのでしょうか?
そもそも看護とはなに?
あなたの看護観はなに?
どんな看護をしたい?
どうして看護師になったの?
一番最初にならう看護技術はベッドメイキングですかね。
…最初にならう看護学はなんだったけ?
看護とは?
看護は病気を治すこと?
治療は医師の仕事ですよね?
じゃあ、何するんだっけ?
看護
看という字は手と目でできている。目の上に手をかざしている。
看る。
護という字は守るという意味がある。
身を護る
看病とは病を看る。
看護は手と目を使って病から身を守ること。
で、よいでしょうか。
手をつかう
注射したり、処置したり、バイタル測ったり、記録したり全部手がひつようですもんね。
目をつかう検査データーに、検温表に、モニターに、既往歴に…
なにか違う。
患者さんを見てますか?
机の上で、電子カルテと睨めっこしてませんか?
大切なことは、患者さんの側で患者さんを、その目で見ることだと思います。
医師よりも患者さんと長くいるからこそ近くにいるからこそ目で見て変化に気づけるのです。
大切なのは気づきの力。観察力。
データーではなく人をみること。気づいてあげること。
何か変だ、何かいつもと違う…と
手を使うこと
湿布って患部にあてた手からできたってしってますか?
子供のころ、熱がでたとき額にあてられたお母さんの掌。目の上に手。これが看の基本なのかもしれません。
痛い場所があると手を無意識に当ててませんか?
手のひらは温もりがあります。患部に皮膚を通して伝わります。自分の手の温もりよりも人の手は心地よいものです。
私自身、何度か入院しリハビリするたびに手の温もりの心地よさを感じました。
体に手で触れることは母親を連想させて、気持ちを和らげる効果も大きいのじゃないでしょうか?
痛くて苦しんでいたら、優しく擦る。
手をあてて声掛けする。
手の力って科学的根拠で説明できないけど、癒しの効果がありますよね。
側で見て、痛いところをさすってあげる。
人の手は苦しみを和らげてくれます。
側にいることは安心感をあたえてくれる。
だから例え何もできなくても…何も持ってなくても…これも看護なんじゃないでしょうか?
人の笑顔が嫌いな人はいないと思います。
笑顔になってもらうために、医療従事者の1人1人が大切にしている価値観があると思います。
医療って 看護って ほんとに難しいですよね。
時間に追われ、業務に追われ、失敗や怒られてばかりだと見えなくなりわからなくなります。
辛いときは泣いたり、愚痴ったりすればいいんです。
立ち止まってもいいんです。
迷うときは思いっきり悩めばいいんです。
後悔してもいいんです。
失敗は取り返しのつかない医療ミスでなければ成長へとつながります。
無力だったとしても、なにか自分にできることはあるはずです。
いつか患者にとってだけではなく、自分自身にとって良い看護をできるように…
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