この数日、薬を飲んでも痛みと重たさが持続するようになった。
手が痛い。
子供のおむつ交換に悲鳴あげそうになる。
んんん…
今日から小学生の子供の新学期。
そして今日は外来。
結果が怖い。
どういう結論がでるのか…と
外来受診。
結論は検査には異常がみられない。
慢性炎症性脱髄性神経炎も現時点では否定。
筋力や反射の低下もない。
だから、診断にたどり着かない…
…
こんなに症状があるのに何でだろ?
何で?
「異常がないと言うことは心的なものですか?」
認めたくない言葉を口に出す。
否定をしてほしいけど…
今の自分では何が何やらわからない…
「それを言うと医師は楽な逃げ道になってしまう。きっと何か異常はあるけど見つけてあげれない。一瞬の検査で見つけれないだけなのかも。」
…
「でも、検査で出ないからハッキリと治療をできないのも事実で…どうしましょうか…」
リリカプセルを増量。
そして春先まで過ごしてみて症状が治まるのを待つか…と
変わらない指の細かい動きが出来ないことと、腕を上げてられないこと。
後遺症として残るのか聞いてみたが、否定も肯定もなく
看護の仕事はもう、難しいかもと少し覚悟をした。
先生にグロブリンやパルス療法の相談をしてみる。
効果が出る保証はない。
そして高額なものになる。
それを覚悟で入院することにした。
もう半年以上仕事を出来てなく収入がないのに、無駄なことになる可能性があるけど
可能性が僅かでもあるなら、チャレンジしたい。
治療を受ける患者さんは、こんな気持ちで治療を受けるのだろうな。
藁にもすがる思い…その言葉が当てはまる。
それで治ってくれるのなら…
週末の金曜日に入院予約をとって、会計を済まして薬局へ。
増量した薬の金額は一ヶ月分で六千円をこえた。
それでも、これが今の生命線…
これが無いと痛みで動けない…
以前からの倍の量を内服。
ほどなく効果が出てくると苦痛が軽減してくる。
あとは、副作用が強く出ないこと願うだけ。
『生きてるだけで丸儲け』
明石家さんまさんの言葉。
そうだ。
こうして生きれてるだけでも、いろんな可能性がある。
春が来るのを耐えて待つだけ。
生きていることを感謝して。